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探偵になるための適正年齢は何歳?年配でも探偵になることはできる?

「今の仕事にやりがいを感じられないので探偵へ転職したい!」

「定年退職したら探偵になるのが夢!」

「高校生でまだ若いけれど探偵の仕事に挑戦したい!」

と探偵に憧れている方は多いでしょう。

 

しかし一方で、探偵の仕事に対して「体力的に大変」というイメージが強いために、年齢的に挑戦できるのかどうか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

何歳までなら探偵になることができるのでしょう?若くても探偵になることはできるのでしょうか?探偵に適した適正年齢は何歳から何歳までなのでしょう?

 

今回は、探偵になるうえでの適正年齢について詳しく解説していきます。

 

Contents

実際の探偵事務所には幅広い年代が活躍している!

探偵が活躍できるのは30代~40代くらいの人というイメージがあるかもしれませんが、実際の探偵事務所では幅広い年代の人たちが活躍しています。

 

20代前半で大学を出たばかりの若い人もいれば、50代~60代の方も活躍しています。もちろん、探偵の仕事には体力も必要ですが、ターゲットに気づかれないように尾行や張り込みを行うには経験力も必要です。

 

また、少しの手掛かりから犯人につながる証拠を押さえていく際には知力や推察力、観察力も必要になります。

 

若くて体力があることももちろん重要ですが、経験を積んでいて知力や思考力を活かせることも探偵として活躍するうえで極めて重要なのです。

 

通常、転職市場においては年齢が上がれば上がるほど転職しにくくなり不利になると言われていますが、探偵の世界ではそうとも言い切れません。50代や60代になれば豊富な社会経験がありますし、その場の空気を読んだ対応も得意になってきますので、それを調査にうまくいかせれば十分に活躍することが可能と言えるでしょう。

 

ただ、やはり尾行や張り込みには体力が必要不可欠であることは間違いありませんし、調査が長期間にわたってしまうこともありますので、年齢が上がっても体力を維持するための努力は必須となります。

 

高校生でも探偵になれる!?

年齢が上がるにつれて体力も減少するのが普通であるため、50代や60代の方が探偵になれるかどうか不安をお持ちになるのは自然なことでしょう。

 

一方で、高校生など若い方も、探偵として雇ってもらえるのか、探偵の仕事に挑戦できるのか気になるところだと思います。

 

この章では、高校生でも探偵になれるのかどうか解説していきます。

 

高校生でも探偵事務所でのアルバイトは可能

結論から申し上げますと、高校生でも、探偵事務所でアルバイトをすること自体は可能です。違法でもなんでもありません。

 

ただ、探偵事務所にはいわゆる探偵と言われている調査員として働く人と事務員として働く人がいて、高校生の場合は調査員ではなく事務員として働くことになります。

 

実際の探偵事務所では高校生を雇うことは稀

高校生でも探偵事務所でアルバイトすること自体は可能であるとお伝えしましたが、調査員として探偵のお仕事をさせてくれる探偵事務所はほとんどありません。また、事務員であっても高校生は雇ってもらえない場合もあります。

 

高校生の調査員をほとんどの探偵事務所で募集していない理由としては、18歳未満の子供が22時以降に勤務することが法律で禁止されているからです。

 

探偵の仕事は昼夜問わずどころか、深夜や早朝問わずターゲットの尾行や張り込みを行うこともしばしばで、なおかつ勤務時間も通常の仕事とは違って安定していません。そのため、22時以降に勤務することができない高校生は雇う側としては働かせにくいのです。

 

また、高校生であるという時点で平日は学校に通わなければならず、基本的に学校が終わった後と休日のみになってしまうので、探偵としての仕事を全うできないと判断されて募集されないことが多くなります。

 

また、通っている高校によってはそもそもアルバイトが禁止されている場合もありますので現実的に探偵事務所で働くのは難しいでしょう。

 

さらに、探偵として働くためには、自動車やバイクを運転する機会がとても多いのですが、高校生の場合、まだ自動車やバイクなどの運転免許を持っていないことが多いですよね。探偵事務所では運転免許を持っていることを採用の最低限の条件としているところも少なくありませんので、そういった面でも高校生が探偵として雇ってもらうのはかなりハードルが高くなります。

 

ズバリ!探偵に向いている適正年齢は何歳?

実際の探偵事務所では、幅広い年代の方が働いているということは最初にもお伝えしていますが、探偵の調査員としての適正年齢は何歳なのでしょうか。

 

人によって体力にも経験にも差がありますので、一概に必ずというわけではありませんが、あえて適正年齢をお伝えするとすれば、20代半ばから50代前半というのが適正であると言えそうです。

 

前の章でもお伝えしたように、高校生は未成年なので22時以降の勤務が法律で禁じられていますし、車やバイクの運転免許も持っていないことが多いので20代半ばくらいからが適正と言えます。

 

上限の年齢については、探偵として働いている人の中で、50代を超えると体力的に限界を感じる人が多く、現場を離れたり、探偵事務所を辞めてしまったりする確率が高くなることから50代前半とお伝えしました。

 

しかし、探偵事務所には定年制を導入していないところも多く、ルールとして年齢の上限があるわけではありません。実際、60代、70代になっても探偵事務所で働いている人はいます。

 

ただ、経営者として探偵事務所を運営する立場になっていたり、指導者として若手育成の教育担当になっていたり、調査の現場を離れているケースが大半のようです。

 

中には特別に話術がうまい、話を聞き出す能力に長けている、撮影スキルが高く証拠能力が高いなど、専門的なスキルに特化して現場に出続けている60代、70代の調査員もいますので、必ずしも「●歳までしか現場に出て働くことができない」と言い切ることはできません。

 

探偵に適正年齢がある理由とは

先ほど、探偵として働く適正年齢は20代半ばから50代前半だとお伝えしましたが、その年齢が適正であるという理由についてここからは見ていきたいと思います。

 

探偵の仕事は体力と瞬発力が必要だから

探偵のメインの仕事とも言えるのが、ターゲットの尾行と張り込み調査です。これらの仕事は皆さんが想像している以上に過酷で体力が必要な調査です。

 

夏の暑い日でも雪が降る冬の寒い日でも長時間屋外で張り込みをしなければいけないときもありますし、長時間にわたってターゲットにバレないように気を遣いながら尾行を続けるときもあります。

 

ターゲットにバレないよう、かつ、見失わないよう、時にダッシュで閉まりかけの電車に飛び乗る瞬発力も必要です。

 

歳を取れば、誰でも体力は若い時に比べて無くなってしまいますし、判断も遅くなりがちです。

 

もちろん、トレーニングなどの努力で若い時の体力と瞬発力をキープできている60代の探偵の方もいらっしゃいますが、たいていの場合は体力に衰えを感じてきますので、50代前半くらいまでが適している年齢と言えるかもしれません。

 

勤務時間が不規則だから

通常の会社での勤務であれば、朝の9時から夕方の17時までのように勤務時間が決まっていることが多いですが、探偵の勤務時間は不規則でしっかりと固定されていません。

 

というのも、探偵の仕事はターゲットの行動を監視して決定的な瞬間を押さえることなので、すべてターゲットの行動に合わせてこちらも動かなければなりません。そのため、深夜から早朝にかけて張り込みをしなければならなかったり、数日連日で尾行をしなければならなかったりします。

 

このように、勤務時間が不規則かつ長時間にわたることもしばしばなので、前項で挙げたように体力が必要になるのはもちろんのこと、24時間どの時間帯でも稼動できる柔軟性が求められます。

 

高校生は学校の授業があるため、調査員として雇ってもらうことはほぼないと考えたほうが良いでしょう。

 

時間の融通が利くことも探偵には必要なので、高校を卒業していたとしても、学業やサークル活動を優先したい人には向いていませんし、子育てや家事で忙しく、決められた勤務時間でしか働くことが難しい方も雇用されにくいかもしれません。

 

車の運転スキルが必須だから

探偵になるために必要とされる資格は特にありませんが、車の免許は必ず持っておくべきでしょう。尾行や張り込みの際に車を使う機会がとても多いため、車の運転ができることは探偵になるうえでの最低条件と言えるからです。

 

高校生が探偵として雇われることが難しい理由として、18歳未満だと車の免許を取得できないという点も挙げられます。

 

なお、車の免許があればそれで十分というわけではなく、探偵として活躍するためにはドライブテクが必要です。ターゲットにバレないように相手の車を尾行したり、予想外のことが起こったときに咄嗟にルートを変更したりするなどの対応を取らなければいけませんので、ペーパードライバーでは到底探偵の仕事は務まりません。

 

車の免許を持っているのは前提として、ある程度車の運転に慣れていてドライブテクを持っていることが求められるのです。そのため、運転にそこそこ慣れてきている20代半ばくらいからが探偵に適している年齢と言えるのです。

 

逆に、どれだけ運転することに慣れていても、60代後半から70代くらいだと、瞬発力や判断力がどうしても落ちてきてしまいますし、一般的に免許返納を勧められるような年齢は採用においては不利になることが多いです。

 

最新機器を扱う必要があるから

探偵がターゲットの決定的な瞬間を押さるためには機器をうまく扱うスキルも必要です。そして、探偵が使う機器は年々新しいものが取り入れられています。

 

最新機器は機能が充実している分、扱いも複雑になることが多いため、使いこなせるようになるには説明書を読み込んだり、インターネットで使い方を調べたりする必要があり、キャッチアップの能力もなくてはなりません。

 

年を取ってくると小さい文字で書かれている説明書を読むことが苦痛になってきますし、インターネットに疎いと調べるのに苦労してしまいます。

 

時代に合わせて調査のスタイルも変えていかなければならないので、昔からのやり方に慣れてしまっている年代だと、最新の技術や手法への対応がしにくいと感じてしまうかもしれません。

 

逆に、年齢を重ねても、新しい技術への興味を持てたり、常に向上心を持っていたりする方であれば、探偵として長く活躍することができるでしょう。

 

高齢になっても若手育成の役回りや経営者としての道もある!

探偵の仕事は体力も瞬発力も必要で、新しい機材や手法に対応していかなければならないので、歳をとればとるほど挑戦するのが難しい、長く続けるのは無理なのではないかと思ってしまうかもしれません。

 

実際、50代になると探偵事務所を引退する人が増えてくるのも実感としてはあります。

 

しかし、多くの探偵事務所で定年制を導入していないというのも事実で、60代、70代の人たちが働いているところも少なくありません。仮に第一線は退いたとしても、新入りに対して、探偵の基本的なテクニックを教えたり聞き込み調査の訓練を行ったりなど、指導員のような役割を担って活躍することもできるのです。

 

このように年齢が上になっても、これまでの実務経験を生かして探偵業に携わることは可能です。

 

また、他の分野で活躍してきて、50代、60代だけれど探偵の経験がないという方でも、探偵事務所を経営するという立場であれば探偵業に関わることができます。探偵事務所の経営は探偵としてのスキルというよりは経営者としてのスキルが必要なので、優秀な調査員さえ集めることができれば、探偵事務所を立ち上げて探偵業に関わっていくことは十分に可能なのです。

 

まとめ|本気で探偵になりたいと思ったら

探偵として活躍する適正年齢が20代半ばから50代前半ということをお伝えしましたが、探偵になるための年齢制限というものは基本的にありません。

 

高校生のように若すぎると法律的に働けない時間帯があるので難しいことは事実ですが、年齢が上がっても体力を維持することができれば探偵として活躍することが可能ですし、若手の育成として探偵業に関わっていくことはできます。

 

大切なのは、探偵として働きたいというやる気をキープしていくことと、常に新しいスキルを身に付けようとする向上心を持つことでしょう。

 

もし、年齢に関わらず今あなたが探偵のお仕事に興味を持っていらっしゃるのであれば、探偵になるための勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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