「探偵やっててよかった~!」探偵という職業のやりがいや魅力とは
どのような職業にもやりがいや魅力ってありますよね。
でも、今ついている仕事に対して「やりがいを感じないな」「何のために働いているのだろう」と悩んでいる方も少なくないと思います。人が仕事に捧げる時間と労力はとてつもなく大きいのですから、せっかくやるならやりがいを感じるお仕事をしたいと思いますよね。
この記事を今お読みいただいているということは
「探偵という仕事に興味があるけど、どんな魅力があるのだろう」
「探偵の仕事のやりがいって何だろう?」
と気になっているのではないでしょうか。
今回は、探偵というお仕事について、そのやりがいや魅力、仕事の概要についてお伝えしていきます。
どんな仕事に就こうか迷っている方、今の仕事に満足していなくて転職を考えている方、単純に探偵の仕事に興味がある方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
探偵業ってどんなお仕事?
探偵の仕事の魅力ややりがいについて見ていく前に、まずは仕事の概要から見ていきましょう。
体力、知力、精神力が必要な仕事
いきなり申し上げるのもなんですが、探偵のお仕事はとてもハードな仕事です。ターゲットの動きに合わせて調査を行っていかなければならないので、深夜や早朝から始まり、徹夜で調査しなければならないこともありますし、依頼者の希望によって調査が延期されればいつ仕事が終わるかもわかりません。
突然ターゲットに動きがあるとわかれば、急に調査が入ることもあります。
そのため、かなり体力が必要な仕事と言えるのです。
さらに、依頼者が求める証拠を得るために調査の作戦を練っていくわけですが、調査中に思いもよらない事態になることも珍しくありませんので、途中で作戦を変更しなければならなくなることもあります。そうなったときは知力が試されるでしょう。
日々、思いがけない事態に発展し、トラブルに巻き込まれる可能性もあり、非日常的な出来事が次々と起こっていくわけですから、常に冷静を保つための精神力も要求されます。
依頼者の役に立てる仕事
先ほどは探偵のお仕事の大変な面をお伝えしましたが、その分、人助けや社会貢献ができるという魅力にあふれた仕事でもあります。
探偵に調査を依頼しにいらっしゃる方は、現在置かれている状況に困っていて抱えている問題をどうにかして解決したいと悩んでいる方々です。探偵が調査を通して問題を解決に導いたり、トラブルを仲裁したりすることによって、そのような困っている方々を手助けすることができるのです。
調査が終わり、無事に依頼者が期待する証拠などが取れれば、依頼者の方から直接感謝される仕事なので、誰かの役に立っていると実感でき、喜びを味わうことができる仕事と言えるでしょう。
具体的な仕事内容は?
探偵の具体的な仕事内容としては、多岐にわたりますが、主に下記の調査内容が多いです。
・浮気調査
・人探し調査
・ストーカー調査
・嫌がらせ調査
・盗聴器・GPS発見調査
・企業内調査
・素行調査
などです。
中でも、パートナーの浮気を調べたいという浮気調査はとても依頼数が多い仕事内容です。パートナーの浮気の決定的な証拠を捉えることで浮気相手に慰謝料請求したり、離婚を有利に進めたりして依頼者が第二の人生を歩みだせるように手助けをしていきます。
人探し調査は、家出したり蒸発したりしていなくなってしまった家族を探すための調査で、警察ではなかなか捜査をしてくれなかった場合も多いため、探偵が変わって行方不明者の捜索にあたります。
参考記事:家族や大切な人が家出した!警察に相談した時の対応と警察以外の相談先
他にも、近年増えている近所トラブルによる嫌がらせの調査や、ストーカーの犯人を突き止める調査、ネットの誹謗中傷をする犯人を特定する嫌がらせ調査も多くなっていて、とても意義ややりがいのある仕事内容と言えます。
探偵という職業の魅力とは
探偵の仕事内容を見てきたところで、探偵のお仕事の具体的な魅力について探っていきましょう。
毎回違った状況の仕事内容ができて刺激的
探偵の仕事内容をざっくりわけると「浮気調査」「嫌がらせ調査」「人探し調査」などと区分することができますが、それぞれ状況や調査方法が違っていますので、一つとして全く同じように仕事をしていけるものはありません。
浮気調査一つとってみても、ターゲットが男性の場合も女性の場合もありますし、調査方法に関しても尾行もすれば張り込みもしますし、証拠の撮影もします。尾行の方法も、徒歩ですることもあれば車を使って尾行することもありますし、電車での尾行もあります。そのため、ある程度経験を積んだ探偵であっても初めての経験をすることがあるのです。
依頼内容によって自分なりに様々な工夫をして戦略を立て、解決のために手段を選んでいくので、飽きることがなく常に刺激的です。そのような惰性にならずに仕事に没頭できるというところに魅力に感じる探偵も少なくはありません。
普通ではできない体験ができる
探偵の仕事として、尾行や張り込み、聞き込み調査をすることは多いですが、そのどれもが普段の私たちの生活ではなかなか経験できるものではないでしょう。
よくドラマや映画などで、刑事や諜報員が犯人を尾行したり、張り込みしたりするシーンがあり、それに憧れたことがある方も多いと思いますが、そのような調査を探偵になれば体験できるのです。
毎日ルーティンワークしかしていなくて日常がつまらないと感じている方にとってはとても魅力的な仕事だと言えるでしょう。
依頼者の役に立てているのが実感できる
探偵の仕事を長年やっている調査員の中には「人の役に立てているのを実感できるからこそ、この仕事をやっている」と答える人がとても多いです。
人が仕事をするのは、生きていくためのお金を稼がなければならないからという理由ももちろんありますが、自分の仕事が世の中の役に立っていたり、人の役に立っていたりすることを実感して自分も幸福を感じたいからという心理も働いているはずです。
だからこそ、「給料はいいけれど、今の仕事にやりがいを感じられない」という悩みを持っている人が少なくないのでしょう。
せっかく自分の貴重な時間を捧げて汗水たらして仕事をするのなら、誰かのためにならないような仕事より、誰かを助けられたり誰かの役に立てたりする仕事をしたいと思いますよね。探偵という仕事は、悩みを抱えて困っている人を助けるということが根本にありますので、調査を完了した時の達成感ややりがいを強く感じられるでしょう。
調査が終わったときに、依頼者の方から「本当に助かりました!あなた方のおかげです。ありがとう。」と心から感謝された時、探偵をやっていてよかったと心底思うことができるはずです。
利益率が高い
ここからは少し現実的な話になってしまいますが、現実的な観点から見ても、探偵という仕事は魅力が大きいです。
探偵の仕事は主に浮気調査や素行調査などで、物を仕入れて売るわけでも、大掛かりな機材を使って何かを作り出すわけでもありません。探偵という「人」が特殊な「スキル」を駆使して仕事を行っていきますので、調査員そのものが資本となります。
そのため、売り上げのほぼ100%が粗利となり利益率がとても高い仕事なのです。さらに、探偵という仕事内容は誰にでも簡単に身に付けることができるものではないので、1件当たりの客単価がとても高く、平均すると50万ほどとなります。調査は特殊なスキルや専門的な技術を必要とする仕事なので、それに見合った収入が得られるということです。
もしご自身で探偵というスキルを身に付けることができれば、自分で開業することもでき、自宅に小さな事務所を開設して、ホームページやSNSを駆使して宣伝し、必要な機材を購入してしまえば、あとは利益を稼いでいくだけです。
もちろん、スキルの向上は探偵になれた後も続けていく必要はありますが、お金の面で見れば一度立ち上げてしまえば他に大きな経費はほとんどかかりませんので、売り上げがそのままほとんど収入になっていきます。
参考サイト:探偵経営コース|憧れの探偵で独立開業・起業!
景気に左右されにくい
こちらも現実的な話になりますが、探偵の仕事は不景気に強いという魅力もあります。探偵の仕事の多くを占めるのは浮気調査ですが、浮気調査は景気にほとんど左右されません。
家を買ったり車を買ったり、海外旅行にお金を使ったりというのは「今は景気が悪いからまたにしよう」「景気が良くなるまで待とう」となりますが、浮気調査に関してはパートナーとの今後の関係にも影響してきますし、離婚問題にも発展していきますので後回しにする方はあまりいません。パートナーの浮気を知ってしまったら、景気なんて関係なく今すぐに真実を暴いて証拠を取りたいと考える方がほとんどなのです。
そのため、探偵の仕事は景気に左右されにくい珍しい業務内容と言えます。
「探偵をやっていてよかった~」と思える瞬間は?
ここまでで探偵の仕事の魅力をご紹介してきましたが、やりがいを感じられる瞬間はどのようなときなのかについても見ていきたいと思います。
依頼者から感謝の言葉をもらえたとき
探偵のお仕事は依頼者の方の役に立つことができる仕事だということは前述しましたが、実際に調査が終わるとご依頼者様の多くから感謝の言葉をいただけます。
新人、中堅、ベテランなど、経験年数が多い少ないに関わらず、依頼者の方から感謝の言葉をもらうときが一番やりがいを感じると答える調査員が多いのです。
はじめて探偵事務所に相談に来られた時は今にも泣きだしそうなほど悩んで困っていた人が、調査を進めて決定的な証拠が撮れ、今後の人生の方針が見えてきたときには、すがすがしいお顔になっていて、解決の一助になれたと感じられた時には、探偵として自分がやってきたことがとても誇らしく感じられるのです。
依頼者の方から感謝され、人の役に立てたと実感できる機会が多いからこそ、体力的に辛く、連日の調査で疲れていても「次の調査もやってやろう!!」と前向きに仕事に打ち込めるのでしょう。
決定的な瞬間の証拠を押さえられたとき
依頼者の役に立つためには、依頼された調査における決定的な証拠を掴む必要があります。証拠を得られなければ調査が成功したとは言えないので、証拠の確保はとても重要なポイントになります。
この証拠を得るために、これまでの経験を活かしたり、学んできたことからヒントを得たり、自分の頭で必死になって考えたりすることで、試行錯誤しながら作戦を立てて実践し、調査を進めていきます。そして、様々な苦労を乗り越えて、晴れて調査成功につながる証拠を掴み取ることができたとき、大きな達成感とやりがいを感じられるのです。
自分のスキルが向上したと実感したとき
探偵の仕事は、あらゆる場面において専門的な技術を必要とします。
尾行一つにしても、徒歩での尾行で気づかれないようにするスキル、自転車で尾行するスキル、車で尾行するための高度な運転技術など、あらゆるスキルでなおかつハイクオリティなスキルが求められます。
尾行以外にも、張り込みのスキルや怪しまれない聞き込みのスキル、決定的な瞬間を撮影するための特殊なカメラを扱う技術など、あらゆる特別な技術が必要です。
最初は誰でも苦戦して、なかなかうまくいかないこともあるかもしれませんが、真剣に取り組んでいくうちに、次第にできることが増えていき、自分のスキルが向上したことを実感できるタイミングがきます。このときにやりがいや楽しさが出てくるのです。
経験を積めば積むほど、できることが増えてスキルも向上していきますが、探偵の業務内容や依頼内容は千差万別で、どれだけ経験を積んでいても全く同じ状況になることはありません。これが探偵業の面白いところです。ベテランであっても常にスキル向上に努めなければ闘い続けることができなくなってしまうのです。
そのため、常に新しい自分を磨き続けることができ、退屈することのない刺激的な仕事と言えるでしょう。
チームプレイがうまくいったとき
探偵の仕事はチームプレイがとても大切で、一人ですべての調査を行うことはほとんどありません。むしろ、仲間がいなければできない調査がほとんどで、仲間がいたからこそ成功できたという調査もたくさんあります。
尾行も張り込みも、うまくチームの仲間と連携ができるかどうかが調査の成功率を左右していきます。
調査中、アイコンタクトや合図を使うことで尾行位置を入れ替えたり、チームのメンバーが尾行しやすいようにサポート役に回ったり、お互いに助け合い連携を取りながら調査を進めるからこそ、長時間の尾行や張り込みでもターゲットにバレないようなパフォーマンスを出せるのです。
調査を進める中で調査員同士の強い絆や信頼関係が生まれてくると、仲間の存在がさらに仕事のやりがいを広げてくれるのです。
まとめ
探偵の仕事の魅力ややりがいについてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。
探偵はその業務内容の性質から、なかなか詳細が表に出てくることがないので、仕事内容ややりがいについて深く理解できる機会が少ないのですが、ここでご紹介してきたように、多くのやりがいや魅力のあるお仕事だということはおわかりいただけたかと思います。
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