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探偵になりたい方必見!探偵になるために必要な資格や身に付ける方法

「探偵になりたいな」と思っても、なかなか身近に探偵業をしている人を見つけるのは難しいと思います。

 

そのため、

どうすれば探偵になれるのか?

探偵になるためにどのような資格を取らなければいけないのか?

どのような資格やスキルがあれば有利になるのか?

などいろいろな疑問を解決するのが難しいですよね。

 

そこで今回は、探偵になりたいと志している方々のために、探偵になるためにどのような資格が必須なのか、探偵として活躍していくためにあると良い資格には何があるのか、そしてそのようなスキルを身に付けるためにはどうすればいいのか、など詳しく解説していきたいと思います。

 

探偵という職業に興味はあるけど、何から始めればいいのかわからず迷ってしまっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Contents

探偵になるためにはどんな資格が必要?

医者として働くためには、医師免許が必要ですし、弁護士として働くためには弁護士資格が必要ですよね。他にも様々な職業において必須とされる資格が定められていることが多いです。

 

では、探偵として働くためには何の資格が必要なのでしょうか。

 

結論から申し上げますと、探偵になるために必ず取らなければならない資格は特にありません。アメリカなど他の国では探偵として働くために必須とされている資格がある場合もありますが、日本では探偵として働く際に必要とされる国家資格や公的な資格、免許などは特に定められていません。

 

そのため、極端なことを言ってしまえば、探偵の仕事についてほとんど何も知らない素人でも、「探偵」を名乗ることは可能なのです。

 

しかし、探偵を名乗るだけではお仕事を取ることはできませんし、依頼者の方が満足してくれるような結果を掴むこともできません。そのため、実務上、最低限持っておくべき資格やスキル、知識はたくさんあります。

 

次の章から、探偵になるための方法や、探偵として働くうえで有利になる資格や技能についてご紹介していきます。

 

探偵として活躍するためにあったほうが良い資格や技能とは

探偵になるための必須の資格がないことはすでにお伝えしましたが、探偵として働く際に有利になる資格やあったほうが良い資格や技能はあります。

 

どのような資格や技能を身に付けておくと良いのでしょうか。

 

車の運転免許

探偵の調査において、尾行や張り込みを行うことは頻繁にありますが、その際に車を使うことがよくあります。

 

また、遠方の調査を依頼された場合は、たいてい車で現地までも移動します。

 

そのため、車の運転免許証は持っておくべき資格だと言えます。さらに、尾行調査で車を使う際は、ターゲットに尾行していることがバレないように他の車と交代で背後に着かなえればならないですし、信号などでまかれることはNGですので、免許証を持っているだけでなく、ある程度の運転技術も必要です。

 

はじめから高度なドライブテクは必要ありませんが、ペーパードライバーではなく、人並みには自動車の運転ができるようになっておくことが大切と言えます。

 

バイクの運転免許

車の運転免許ほどは必要ないかもしれませんが、バイクの免許も持っているとかなり有利です。都心部などは小回りの利くバイクの方が尾行調査に向いていることが多いですし、車とバイクの両方で尾行することで、ターゲットに尾行がバレにくくなります。

 

また、バイクの方が視界に入りにくいということもあるので、探偵の調査にはバイクが使われることも多いのです。こちらも、車の免許同様、ペーパードライバーではなくある程度運転できるようにしておく必要があります。

 

撮影技能

探偵の調査においては、ほぼすべてのケースで「証拠」を取ることを求められます。その際、必須になってくるのが写真や動画などの撮影です。探偵の調査の結果として証拠の写真や動画を依頼者の方に提出することが求められますので、撮影スキルは探偵として働くうえでは必須と言えるでしょう。

 

浮気調査でターゲットと浮気相手の密会の瞬間を撮影したり、素行調査でターゲットの不正行為をしている瞬間を動画に収めたりという感じで撮影スキルが必要になります。

 

カメラが趣味で一眼レフを使いこなせる、撮影関係の仕事をしたことがある、という方は、かなり大きなアピールポイントとなります。

 

スマホでしか撮影したことがない方も多いかと思いますし、探偵として働き始めてすぐのころはカメラなどの機材に慣れないと思いますが、撮影スキルは探偵として必要になる必須技能なので、積極的に習得に取り組むことが大切です。

 

尾行や張り込みのスキル

ドラマや映画などで、探偵がターゲットを尾行したり張り込みをしたりするシーンはよく出てくるので、イメージはしやすいかもしれませんが、探偵として活躍するためには、尾行や張り込みのスキルは必須となります。

 

「尾行はただ後をつければいいだけだし、張り込みはそこの場所にいて見張るだけでしょ?」と思っている方の中にはいらっしゃるかもしれませんね。確かに、傍から見ればそれほど高度な技術が必要には見えないかもしれません。

 

しかし、実際にやってみればわかると思いますが、尾行や張り込みはとても難しく、ターゲットにバレることなく尾行や張り込みをするのは誰でも簡単にできるというものではありません。知識も経験も必要ですし、体力も必要です。

 

探偵として活躍していくためには、この尾行や張り込みについて基礎から学び、身に付けていく必要があるのです。

 

これらのスキルはもともと身についている人はいませんし、それほどセンスが必要なスキルでもなく、真面目に訓練に取り組めるかどうかにかかっています。尾行や張り込みのスキルを学ぶには、探偵事務所に入社した後、そこで学ぶこともできますし、探偵学校や探偵講座で学んでから探偵を目指すやり方でも良いでしょう。

 

パソコンスキル

探偵として働くうえで、案外見落としがちなのがパソコンスキルです。探偵がパソコンを使って何かをしているイメージはあまりないかもしれませんが、調査をしてその結果を調査報告書にまとめる際、パソコンは必ず使います。

 

パソコンスキルといっても、エンジニアやウェブデザイナーなどのような高度なスキルは必要なく、入力作業や表、グラフを作るくらいのスキルがあれば十分です。写真や動画の加工や編集ができるスキルがあればなお良いですね。

 

一般的にはワード、エクセル、パワーポイントが使えれば問題ありません。ただし、最終的には誤字・脱字・変換ミスなどがないようにしなければならないこと、そして自分が作成した報告書が裁判所などの公的な機関に提出される可能性が高いことを念頭に入れて、しっかりとした質の高い報告書を作成する必要があることは知っておいたほうがいいでしょう。

 

法律の知識

あまりイメージしにくいかもしれませんが、探偵の仕事内容と、法律の知識はとても密接な関係があります。

 

探偵になるために国家資格などは必要ないので、捜査権など特別な権限は与えられていません。そのため、調査するときには、法律で許される範囲内で行動しなければならないため、どこからがNGでどこまでが許される範囲なのかを明確に理解しておかなければならず、関連する法律はしっかりと把握しておかなければならないのです。

 

加えて、探偵に依頼される調査内容は、浮気調査や嫌がらせ調査、企業内の不正調査などがメインになってきます。そのため、たとえば浮気調査で最終的に浮気の慰謝料請求をすることが目的の場合、裁判でも認められる浮気の証拠はどのようなものか、法律を前提に理解しておかなければなりません。

 

他にも嫌がらせ調査の場合は名誉毀損や侮辱にあたる証拠はどのようなものか、損害賠償請求するにはどのような証拠が必要かなどを把握しておく必要があります。

 

このように、依頼者の調査内容に的確に応えるためにも、このようなジャンルに関連した法律についての知識があることはとても重要で、探偵として働き始めたあとも知識をつけていくことは大切なのです。

 

探偵になるためのスキルはどのようにして身に付けるのがベスト?

探偵になるために必要なスキルや、あったほうがいい技能がどのようなものかは先ほどの章でお伝えしましたが、これらのスキルはどのようにして身に付ければいいのでしょうか。

 

探偵事務所で勤務しながら学ぶ

1つ目の方法として、いきなり探偵事務所に入って勤務しながら身に付けていくという方法があります。

 

実践形式なので、頭で理解できていても実際に使いこなせないという状況は避けることができますし、ベテランの調査員に教えてもらいながらなので参考になることも多いでしょう。

 

ただ、探偵としての知識もスキルもゼロの状態でいきなり探偵事務所に入るというのは勇気がいると思いますし、よほどの素質を見抜いてもらえないと雇ってもらえない可能性があるという難点があります。

 

探偵学校で学ぶ

もう一つの方法として、探偵学校で探偵としてのスキルを学ぶという方法があります。探偵学校は実際に学校として通う形式のものもありますが、最近はオンライン上で学べる探偵学校も出てきています。

 

探偵事務所に勤務するにしても探偵事務所を自分で立ち上げるにしても、何も知識がないままに飛び込んでも苦労することがかなり多くなってしまうでしょう。そのため、あらかじめ探偵学校でスキルや知識を学んでから探偵として働き始めるというのが最もスムーズでストレスを感じないでしょう。

 

ちなみに、当事務所もオンラインでの探偵学校を開校しています。自分で浮気調査できたらいいな、というライトなコースから、自分で探偵事務所を立ち上げて経営までしてみたいというガッツリなコースまでご用意していますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

参考サイト:スマホで学べる!オンライン探偵学校

 

探偵になったら守らなければならない法律がある

探偵になるために必要なスキルや資格については皆さん気になるところだと思いますが、探偵として働くのであれば、スキルや資格以外にも頭に入れておかなければならないことがあります。

 

それが、探偵が守るべき法律です。

 

ここでは、探偵になったら守らなければならない法律について見ていきましょう。

 

探偵に定められた探偵業法とは

探偵業法とは、2007年6月1日から施行された法律で、探偵業の業務の適正化に関する法律です。探偵としての仕事をするうえで必要な規制を定めることによって、その業務の運営の適正を図り、個人の権利利益の保護に資することを目的としていて、国家公安委員会が管轄しています。

 

探偵業法が成立した背景には、契約内容などをめぐる依頼者とのトラブルがもともと多かったことや、違法な手段による調査を行う業者が多く存在していたことなど、一部の悪質な業者による不適正な営業活動が見受けられたため、探偵業法の成立が決定しました。

 

探偵業法が制定されてからは、探偵業を営むためには必ず公安委員会に届出を行い、届出番号の付いた「探偵業届出証明書」を交付してもらわなければいけないこととなっています。

 

探偵業法で決められた義務や禁止事項は?

探偵業法では、さまざまな事項について定められていて、探偵事務所を経営している探偵だけでなく、探偵事務所に勤めている一職員であっても探偵業法を守らなければいけません。

 

探偵業法では、どのような義務や禁止事項が定められているのでしょう。その一部を見ていきます。

 

✓秘密保持義務

探偵業者には守秘義務があります。正当な理由がなく業務上知り得た秘密を第三者に漏らすことはできません。また、探偵業務に従事しなくなった後も同様に秘密を漏らすことはできません。

 

✓重要事項説明書の交付

契約前に依頼者に対して、契約内容に関する重要事項等について説明した書面を交付し、その内容について依頼者に説明する必要があります。

 

✓契約内容に関する書面の交付

契約後に依頼者に対して、当該契約の内容を明らかにする書面を交付する必要があります。この書面は探偵業務委任契約書と言います。

 

✓名義貸しの禁止

届出をした探偵業者が自己の名義をもって、他人に探偵業を営業させることはできません。

 

✓探偵業務の実施に関する規制

調査によって得られた結果が、違法な行為によって得られたものだということを知ったときは、当該探偵業務を行うことはできません。また、依頼を受けた探偵業務を探偵業者以外に委託することは禁止されています。

 

など。

 

探偵として働く全ての人たちは、この探偵業法に則り活動しなければならないのです。憧れの探偵になれて実際に仕事ができたときには、嬉しくなって他の人に「今やっている調査はこんな感じで、依頼者のお客様はこうで・・・」などと話したくなるかもしれませんが、それは絶対にいけません。このように他の人に詳細を話してしまうことは、秘密保持の義務に反しているからです。

 

晴れて探偵になれたあとは、探偵としてのスキルを磨くことはもちろんですが、守らなければならない法律についてもしっかりと理解し、業務にあたらなければならないのです。

 

探偵としての能力を証明できる資格もある!

探偵になるために必須の資格は特にありませんが、探偵としてのスキルや能力を証明することができる資格はあります。探偵としてのキャリアを積んでいくことを考える場合は、探偵業の業界団体が運営している資格や検定を取得していくことを検討してみてもいいと思います。

 

これらの資格を取っておけば、探偵としての能力を証明することができ、昇進や転職に有利になる可能性がありますし、自分で開業して独立する際もお客様に信頼してもらいやすくなりますよ。

 

探偵調査士検定

一般社団法人の日本探偵業協会が運営している資格です。

 

聞き込みや尾行・張り込み、撮影などの技術や能力が一定のレベル以上であると認められると同時に、関係法令に対する正しい知識があることを証明することができる資格です。

 

探偵として探偵事務所に応募する際に持っているとかなり採用に有利に働くでしょう。また、一定期間探偵事務所に勤務し、実務経験を積んでからスキルの証明として取っておくのも良いですね。

 

探偵業務管理者検定

こちらも一般社団法人の日本探偵業協会が運営している資格です。

 

探偵業法をはじめとする諸法令に準拠した適切な業務が行われているかどうかを監査することができる能力を証明するためのものなので、管理職向けの検定と言えます。

 

管理職として昇進を考えている場合や、よりキャリアアップを図って転職を考えている場合などに目指してみると良いでしょう。

 

探偵業務取扱主任者

こちらは一般社団法人の日本調査業協会が運営している資格です。

 

探偵業務実施の基本原則に関する専門的な知識を持っていることや、探偵業務従事者の資質の向上に関する専門的な知識を持っていること、そしてその他探偵業務の実施の適正を確保するために必要な法令に関する専門的な知識を持っていることを証明することができる資格です。

 

こちらも、管理職を目指している方や、独立開業を考えている方向けの資格と言えますね。

 

まとめ

探偵は、探偵として働くために必須の資格もなければ、学歴や性別の差もありません。つまり、やる気さえあれば誰でも挑戦できる職業なのです。

 

学歴やこれまでの経歴よりも、今ない知識や技能を積極的に身に付ける意欲があるか、自分のできないことを謙虚に学ぼうとする姿勢があるかどうか、の方が、探偵として活躍する上では重要だと言えます。

 

もし、今回の記事を読んで少しでも探偵というお仕事に興味が出てきたのであれば、一度探偵学校のサイトを覗いてみてくださいね。

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